
しいたけは煮たり焼いたり、干して活用したり、と万能に使えるきのこ類ですよね。そのため日本の食卓には欠かせない食材となっています。
しいたけの歴史は古く、鎌倉時代の書物には干ししいたけについての記述が残されているほどです。
ただ、当時は自然に生えているしいたけしかなく、とても貴重だったそうです。人工栽培が始まったのは江戸時代からと言われています。
そんな歴史の深いしいたけですが、皆さんは買うとき何も考えずに手に取っていませんか?
しいたけを選ぶ時のコツがあるんです。
ぜひ参考にしてくださいね。
1.しいたけの正しい選び方

しいたけの選び方は意外と簡単!それほど難しく考える必要はありません。
しかし何も気にしない選び方では、すぐに傷んでしまったり、鮮度や旨味の落ちたしいたけを購入してしまうリスクがあります。
見分けるためのコツを紹介するので、参考にしてください♪
見分け方①「カサの開き具合をチェックする」

1つ目のチェックポイントは、カサの開き具合です。
しいたけを手に取り、真上からではなく逆さまにして裏側を見て下さい。
しいたけごとにカサの部分に違いがあることが分かると思います。
カサがきれいに開いているしいたけもあれば、カサが開いていないしいたけもあります。
カサが開いていないしいたけの見た目の特徴は、カサが内側に向かって、クルンと巻いているような状態になっていることです。
複数のしいたけを見比べてみると、カサが開いているしいたけと開いていないしいたけの違いがすぐにお分かりいただけるはずです。
では、カサが開いているしいたけと開いていないしいたけ、どちらを選ぶのが正しいのでしょうか?
正解は、「カサが開いていないしいたけを選ぶ」です!
カサが開いてしまっているしいたけは、収穫されてからだいぶ時間が経っているので、傷みも早いんです。食感も弱く、しいたけ特有の食感を感じにくいです。
一方で、カサが開いていないしいたけは、収獲されてからそれほど時間が経っていません。
新鮮さをより長持ちさせることができますし、旨味や香りが強く、食べたときのプリプリな食感にも満足することができます。
理想のかさの開き具合は、6割から8割です。
見分け方②「カサの裏側の色をチェックする」

2つ目のチェックポイントは、ヒダの色です。
しいたけを逆さまにして裏側をご覧ください。たくさんのヒダがあるのが分かると思います。
複数のしいたけのヒダの色を見比べてみて、ヒダの色が白っぽくてきれいで元気よくハリのあるしいたけを選ぶのが正しい選び方です。
見分け方③「肉厚なものを選ぶ」
肉厚のしいたけには、旨味と瑞々しさが詰まっています。
肉厚であればよりしいたけ独特の食感も楽しむことができますから、美味しいしいたけを選ぶ際には、大きさよりも肉厚かどうかを重視して選ぶようにしましょう。
見分け方④「軸の状態を見る」

しいたけは育つ環境によって軸の長さや太さが変わっていくと言われています。
その中でも適切な寒暖差と湿度の中で育ったしいたけは軸が短く、太い傾向にあり、味も美味しくなるんですよ。
見分け方⑤「水分がついていないしいたけを選ぶ」
収穫されたばかりのしいたけを触ってみると、濡れたようにしっとりしています。乾燥しいたけではなく、生しいたけだからこその潤いです。
しかし、しいたけは水分が苦手な食材です。
パック詰めされたしいたけを購入するときは、しいたけやパックの中に水分(水滴)がついていないかを必ず確認してください。
パック詰めされたしいたけは、中が蒸れてしまい、水滴が発生してしまうことがあります。水分がついてしまうと、しいたけはすぐに傷んでしまいます。
すでに傷んでいるしいたけを選んでしまう可能性があるため、パックの中の水分(水滴)には十分にご注意ください。
2.買って帰った後の保存方法
しいたけの正しい選び方で購入することができたら、ご自宅での保存方法も気になりますよね。
もしかして、パック詰めされたしいたけをそのまま冷蔵庫へ入れて保存していませんか?
購入した状態のままで冷蔵庫へ入れてしまうと、冷蔵庫の中で蒸れてしまい、中に水分(水滴)が発生してしまうことがあります。
購入したその日に調理するのであれば問題ないのですが、しばらく冷蔵庫の中で保存しておきたいのであれば、パックから取り出して保存する必要があります。
キッチンペーパーに包んでから冷蔵庫で保存する

買い物に行って帰ってきたら、そのまま冷蔵庫に入れっぱなし・・・という方は多いのではないでしょうか。
しいたけの場合、水滴がついてしまわないように、パックや袋の中から取り出さないとすぐに傷んでしまいます。
しいたけを一つずつキッチンペーパーに包み、冷蔵庫の中へ入れて保存します。
新聞紙に包んでから冷蔵庫で保存する

お家に新聞紙がたくさんある方は、キッチンペーパーよりも新聞紙の方が経済的かもしれません。
新聞紙は湿気や水分をより吸収してくれるので、包んでから冷蔵庫の中へ入れて保存する方法がおすすめです。この時も、しいたけを一つずつ包んでくださいね。
新聞紙に直接しいたけを包むことに抵抗がある場合には、キッチンペーパーに包んでから、その上から新聞紙を巻いても尚良いです。
より湿気や水分からしいたけを守ることができます。
乾燥させてから保存する

しいたけをまとめ買いしたり、大量にいただいたときなどは、使い切れず困ってしまいますよね。
無駄にしてしまわないためには、天日干しをして乾燥させてから保存すると良いです。
▼別の記事で、乾燥しいたけの作り方をレクチャーしてるので是非ご覧ください!
【必見】失敗しない!お家で作るとっても簡単な乾燥椎茸の作り方
昼間に天日干しをし、夜間は夜露を避けるために室内へ入れてください。
しいたけを天日干しして乾燥させると、しいたけ独特の香りや旨味を強くすることができるというメリットがあります。
▼乾燥しいたけの旨味成分について詳しく語っているブログもあります。
【うま味成分】乾燥しいたけは生しいたけより保存が効いて、さらにうま味成分が入っているので超おすすめ!
しっかり乾燥させることができたら、湿気が多い場所や高温になる場所を避け、風通しの良い冷暗所で保存することがオススメです。
▼しいたけの保存方法や、賞味期限についての記事も合わせてご覧ください!
【しいたけ保存方法】菌床しいたけを製造販売する椎茸屋が美味しいしいたけの保存方法を伝授
【しいたけの賞味期限】生しいたけ・乾燥しいたけどれくらいもつの?賞味期限を解説します!
冷凍庫で保存する

しいたけは冷凍保存がお勧めです。
石づきを切り、カサと軸に分けてカットした後、冷凍保存可能なジップロックに入れて冷凍庫に入れてください。
私もよく冷凍してから、使う分だけ少しずつ出して使用しています!
ただし、注意してほしいことがあります。
保存袋に入れる前に水洗いは絶対にしないでください。
しいたけは水分や湿気にとても弱いため、保存する際に水で洗ってしまうと痛みの原因になります。
また、水で洗うことでうまみ成分や栄養素も水に流れてしまうため、お勧めしません。
汚れが気になるときは、キッチンペーパーや布巾でふき取るようにしましょう。
▼しいたけの冷凍保存についての詳しい記事はこちら
【しいたけの冷凍保存】長持ちしてさらに旨味も増す!おすすめの保存方法
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
しいたけの正しい選び方の紹介でした。
①カサの開いていないしいたけを選ぶ
②ヒダが白っぽいしいたけを選ぶ
③肉厚なものを選ぶ
④軸が短く太いしいたけを選ぶ
⑤水分がついていないしいたけを選ぶ
これらに注目した選び方を覚えておくだけで、新鮮でプリプリ食感のしいたけを選ぶことができます。
また、正しい選び方でしいたけを買っただけで満足せず、合わせて保存方法も考えながらしいたけライフをお過ごしくださいね。